へべれけなるままに...

30歳サラリーマン。昔書いていたブログの復活。ほんとは別サイトで作成しなおしたい(汗)

キャバクラでボーイ(黒服)のバイトをやって学んだ4つのこと ※裏話含む

 

 

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二階リビングからこんばんわ、リュウヘイです。

 

朝の記事では午後からくずれると書いたのに晴れでしたね、すいません。

 

いやぁ、まさか奄美・沖縄で育った私が雪かきで労働をするなんて20歳の頃には夢にも思わなかったよね。大工の親方Yさんに感謝です。(雪国の大工さんは冬になると雪かきもやったりします。)

 

 

さてさて、今夜は21歳の頃、大学3年の秋~年末のお話し。

 

私はキャバクラで黒服として働いておりました。

 

 

そもそも、なぜそんなことになったのか?

 

事の発端はこうだ。

 

学内のソフトボール大会があった。

 

その打ち上げのBBQでの飲み会があったので、行ってみると泥酔して大騒ぎしている先輩がいて騒ぎ散らしていた。

 

その先輩の酒癖の悪さは有名だったのだが、他の先輩が僕にこんな命令をした。

 

「あいつ後ろから蹴っ飛ばしてこい!」

 

「。。。了解っす!」

 

ってことで蹴っ飛ばしてみたら、泥酔先輩は前のめりに倒れた。

 

しかし、合気道保有者だった。

 

立ち上がった泥酔先輩に足を掴まれ引きずりまわされた。

 

気を失ったふりしてそこはなんとか切り抜けた。

 

 

したら、蹴っ飛ばせという指示をした先輩が、

 

「おまえやるなぁ、うちで働け。」

 

「了解っす。よろしくお願いします。」

 

って感じでキャバクラで黒服として働くことになった。

 

展開が急だけど、僕は先輩がどこでアルバイトしてるかなんて知らなかったのだ。

 

とりあえず、【YES】って精神で生きてる。

 

いつ観たのか忘れちゃったけど、YES MANっていう映画に多少影響を受けていると思う。

 

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僕は、とりあえずYESして合わなかったら辞める感じで生きてる。

 

そんなことだから泥酔した先輩を蹴っ飛ばしてボーイになったわけである。

 

Yシャツを来て、スーツを履いて、革靴で黒服デビュー。

 

長岡駅前、殿町のとあるキャバクラでございます。

 

今は違うお店になっちゃたのでぶっちゃけまくるぜ!

 

キャバクラのキッチンでの写真。残念ながらどんだけ探しても僕が写っている写真はなかった。

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 1. 初めて知ったハンドサインの存在

 

夜の仕事なんてしたことないのでハンドサインたる常識を知らなかった。

 

キャバクラでは「お願いしまーす!」とキャバ嬢が黒服を呼ぶことはほぼない。

 

お客さんとの会話が第一で、黒服にはハンドサインを出す。

 

そうそう、野球のキャッチャーがピッチャーに送るサインみたいな感じ。

 

「次、カーブで!」って言わないさぁね。

 

あんな感じで、ハンドサインを黒服に送る。

 

イメージはこんな。

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【二分でマスター♪】キャバクラのハンドサイン講座! | 全国のキャバ嬢の為のキャバクラ専門情報サイト

 

引用元のサイトでは「お客さん用のグラス」となっているが僕の働いた店では「アイスと水」だった。お店によってちがうんだなぁ。

 

野球だったら、キャッチャーとピッチャーだけど、キャバクラだと全キャバ嬢からサインが送られるのでけっこう大変である。

 

 

 2. 衝撃のドリンク

 

キャバクラへ行って、お客さんのもとにキャバ嬢がつくと自己紹介や挨拶の後にでてくる言葉がある。

 

それは、

 

「私もいいですか?」

 

言わないお店やキャバ嬢もいるだろうけどね。

 

これが意味するのは「(飲みもの)私もいいですか?」である。

 

お客さんも一緒に楽しく飲みたいのか、ドリンクを断るのが気まずいのか、ケチと思われるのがいやなのか心理は分からぬがだいたいOKする。

 

キャバ嬢「ピーチウーロンお願いします♡」

 

とオーダーもらったらキッチンに戻ってドリンクをつくる。

 

これがね~、ビックリしたんだけどノンアルである。

 

衝撃だったね~、ピーチウーロンがノンアルだぜ?

 

うん、ただのウーロン茶ね。

 

しかもS〇NYORYとかそんなじゃなくて、

 

なんのブランドでもないやっすいウーロン茶。

 

それを氷いっぱいのグラスにちょっと入れたら満杯。

 

原価30円もしないピーチウーロンの完成である。

 

これが一杯1,000円だったから970円の利益か...

 

これ一杯でほぼ僕の時給やん。

 

ヤバい世界だなぁと思った。

 

えっ?もしお客さんにバレたらどうするか?

 

キャバ嬢「飲みすぎたんじゃないですか~?」

 

とか濁して飲み干して、

 

「じゃぁもう一杯いいですか?」

 

と言ってOKが出ると、

 

「ピーチウーロン濃いめで。」

 

というオーダーに変わる。

 

これもね~、まさかのピーチのリキュールではない。

 

焼酎割りをつくって出す。

 

もうただのウーロンハイ。

 

なんのピーチ感もない。

 

 

ってな感じで、

 

色々勉強になったけど、

 

良かったことは

 

 3. お花がもらえる

 

キャバクラではお花がよく飾られている。

 

お店の何周年とかでなく、嬢の誕生日などでよくある。

 

しばらくすると要らないからってもらえた。

 

 

 

 

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Photo by Ryuhei

 

これを、持って帰って彼女にプレゼントした。

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Photo by Ryuhei

 

 

したら、彼女は「これキャバクラのでしょ?(笑)」というから「そうそう」と素直に答えた。

 

彼女「じゃぁ最近付き合いたての友達カップルの彼氏のほうにあげて、彼女に渡させよう!」

 

ということになって、この花は3名の女性を渡った珍しい生涯を遂げた。

 

 

 

普通に買ったら高い花をただでもらえることは素晴らしい。

 

ただ、夜のお店で働くときに気を付けないといけないのが

 

4. 辞める時の難しさ

 

これがねぇ、けっこうやっかいだったなぁ~

 

僕は2013年の12月まで働いて事前に1月からは辞めますと言っていてお店側も承諾していたんだけど、1月になって給料を受け取りにいった。

 

すると、

 

「何今頃でてきてんの?辞めるくせに給料だけもらうとかスジとおってないだろ?」

 

と言われた、ビビった。

 

僕は12月のみんなが年末で休む時に必死に働いて12万円稼いでいたのだ。

 

何言ってるかサッパリわかんなかったのでとりあえずお店を隅から隅まで綺麗に掃除した。

 

掃除が終わってから、

 

「そんなこと言ってんじゃねぇ、若い女を店に紹介しろってことだよ!」

 

5万やるから残りが欲しければ女を紹介しろとのこと。

 

人生で初めて味わった理不尽だった。でも、もうそのマネージャーと縁を切りたかったので無駄に立ち向かうこともせず逃げてその後は一切連絡をとっていない。

 

法律詳しいところに相談したりしろよって思うかもしれないけど、僕はそうゆう負の感情が原動でエネルギーを使うのは嫌だし、そんな理不尽な相手に変に立ち向かったて反撃されるのも嫌なので食い下がった。

 

夜の仕事はバックレが非常に多いと聞くがこうゆことなんだなぁと思った。

 

でも色々勉強になったからいいや!(笑)

 

 

以上

 

 

今夜のミュージックは

ポルノグラフィティ アゲハ蝶

www.youtube.com