スリランカ人と沖縄・奄美旅行
※今日の記事は長いから目次から面白そうなやつだけ読んだらいいと思います。
はいさーい!リュウヘイです。
実家の奄美大島から更新しております。
奄美はやっぱ海が綺麗やね。最高やね。
さてさて、本日と明日ぐらいしか書く時間がないですなぁ。
書き残している大学院2年のエピソードトークになりますなぁ。
今日のタイトルは
2017年の8月末のお話でございます。
2016年の10月にスリランカからの留学生がうちの研究室に入った。
この写真は新潟県の粟島に一緒にシカ調査に行った時のツーショット。
彼の名前はチャミタさん。35歳(当時)。
スリランカの一流大学を出て、銀行員をしていた。
それなのに奥さんと共に技大に留学してきたのだ。
可愛い娘さんもいるのに決断力すごい。。。
うちの学校は留学生が多いので支援制度も整っており、
僕はチューターというお世話係を任命された。
僕はチャミタさんが困ったことがあればいつでも助ける係りになった。
これによって月々8,000円が大学から僕の口座に振り込まれる。
手抜きをすりゃぁ何もしなくても8,000円入って来るし、
とことんめんどうを見るとなると8,000円は全く見合わなくなる。
でも僕は決めたんよ。とことん付き合ってみようと。
だって、異国の地に来て現地の人に優しくしてもらえんかったら日本嫌いになっちゃうでしょ?
だから僕は日本代表としてチャミタさんのチューター(お世話係)を一生懸命やることにした。
するとね、チャミタさんはとてもいい人で僕らはめっちゃ仲良くなって僕の実家に遊びに行くことになったんだ。
彼は鳥が大好きで小さいころからスリランカでバードウォッチングをしていたんだって。
「日本に来たからには沖縄・奄美に是非いってみたい。あそこにしかいないレアな鳥がいっぱいいる。これは僕の夢の1つだ。」
One of my dream.
なんて言われたら連れて行くしかないだろ!
というわけで僕らは夏の沖縄・奄美に飛んだ。
この記事は長くなりそうなので久々に目次でもつけましょうか。
もうチャミタさんが幸運すぎてすごい遭遇率だったわ。
沖縄編
僕らは成田空港からバニラエアを使って沖縄に飛んだ。
沖縄の友達で環境センターで働いていた砂川が、
「俺の知り合いで鳥に詳しい人いるから紹介するさぁ」
と事前に教えてくれていたTさんと合流するために沖縄県北部のやんばるへ向かった。
ヤンバルクイナ
チャミタさんが最も見てみたかった鳥のひとつヤンバルクイナ。
野鳥ガイドのTさんにお願いをしてみると
「じゃぁ、最初にヤンバルクイナをトライしてみるか~」
ということになった。
あの~、この記事のタイトルをヤンバルクイナの探し方
と題してGoogle検索にひっかからせたい気持ちもあるが、
貴重な鳥なのでそれはやめておきます。
観光客の一部の人がヤンバルクイナを見たいっていって、
沖縄のやんばる(北部)にわざわざ来て探したけど見つからない事件が相次いでいる。
なぜ、見つからないのか?
探し方が間違っているからである。
やんばるに行ったからといって会えるものではない。
車をドライブしていたら見つけれたというのはかなりの強運が必要である。
ガイドさんにお願いするのが一番いい。
ガイドさんを見つけられなければ場所を検索しよう。
僕らの場合はガイドさんに恵まれたのでラッキーだった。
ヤンバルクイナの探索は衝撃的だった。
Tさんと合流したのが夕方だったので、
「遅くなってすいません!夕方なのでまだ間に合いますか!?」
って謝りながらの初対面だったんだけど、
「ん?全然いいよ~。ヤンバルクイナを探すのは夜だからね。」
マジか、夜なの!?
夜に何も見えないのにどうやって探すの?
と読んでいるあなたは思うかもしれない。
僕も思った。
Tさんの車に言われるがまま乗り込み、
夜のやんばるの森へと車を走らせた。
Tさんは森に着くと大きなライトを取り出した。
車のシガーソケットから電源を引っ張って来て、
右手で窓の外にそのライトを持ち、
左手で車のハンドルを握っている。
右手に持ったライトで木を照らしながら確認し、
左手で運転していた。
究極のわき見運転を見た。
しかしね、ガイドさんはすごかった。
木の上で休んでたヤンバルクイナをあっさり見つけてくれた。
Photo by Ryuhei
ヤンバルクイナは飛べない鳥なんだけど、
夜寝る時は外敵から身を守るために木に登って寝るんだって。
道路沿いの木で寝ているやつをライトをあてて見つけたのさ。
アカヒゲ(メス)
翌日、イシカワガエルってのを探しに行ったときアカヒゲって鳥も見つけた。
これはメスね。
イシカワガエル
こんな感じのカエル。緑が美しい。
コアホウドリ
3日目かな?僕は高専の先生と会う予定があったので、午前中は別行動してたんだけど後から合流して名護のビーチに向かった。
そこには台風で迷い鳥として沖縄で保護されていたコアホウドリがいた。
コアホウドリといえどけっこうデカい。
沖に船を出して、放鳥する予定だったが風が強くて砂浜での放鳥だった。
何時間も待った挙句、飛ばず諦めようとゲージに入れようとしたら飛んで海に行った(笑)
リュウキュウアカショウビン
コアホウドリの放鳥を見守った後に、名護の山のほうに行ってリュウキュウアカショウビンを探しに行った。
この鳥は見た目も鳴き声も美しい。
キュルルルルルル♪という鳴き声を僕が真似てやっていると、
まさかの車に近づいてきたので車内からシャッターを切った。
この時のチャミタさんの喜びようはハンパなかったな~
YES, We Saw Ruddy Kingfisher!!
2人でハイタッチしまくり(笑)
クロツラヘラサギ
やんばるで観たい鳥は全部見れたので、翌日は那覇へ向かった。
途中の金武町(きんちょう)にある田園でいろんな鳥を見つつ南下。
那覇の三角池というところにクロツラヘラサギがいるという情報を手に入れていたので見に行った。
すぐ見つけれた。
僕の個人的な感想だが、この旅で見た中でクロツラヘラサギが一番好きだ。
好きな理由は写真が撮りやすいからだ(笑)
デカいし、ほとんど動かない。
足輪がついてるやつもいた。
ナンヨウショウビン
あとね、三角池から漫湖(まんこ)公園に移動してナンヨウショウビンも見た。
普段この鳥は沖縄にはいないんだけど台風の迷鳥できてた。
チャミタさんマジラッキーボーイ。
コアホウドリも見れたし、ナンヨウショウビンもばっちり見れた。
ただ、ナンヨウショウビンは僕の力量だとちゃんとした写真を撮るのは難しかったなぁ。
この翌日からフェリーで奄美に向かった。
ここまで書いて、ちょっと京都のおばあちゃん(奄美の介護施設に入っている)に会いにいかんきゃになったのでしばしおさらば。夜中に更新出来たらええなぁ。
ごめん、文章を見直してないから誤字脱字あるかも!!
本日のミュージックは沖縄のアーティストにしますか。
田端義夫さんで「十九の春」