タンカン畑でバイトした話
よねやうがみしょーらん。
珍しく夜の更新、二階研究室からこんばんは、リュウヘイです。
いや~、修論が大変です。
提出まで1ヶ月を切っているというのに、データが多すぎてまとめきれないぜ。
さてさて、今夜は予告どおりの
タンカン畑でバイトした話
でございます。
まず、タンカンとは何か説明しんきゃね。
タンカンっていうのは、イメージとしては
オレンジとみかんの足して2で割ったような柑橘類。
ほんまはポンカンとオレンジ類の自然交配なんやけどね。
鹿児島県が生産の80%でほとんどが屋久島・奄美・徳之島などの離島らしい。
僕は奄美の何がいいですか?って聞かれたらタンカンと答える。
説明するより、画像のせたほうがいいかな。
このような果物でございます。
引用元:奄美ナチュラルファーマーズ(無農薬 奄美大島たんかん)|厳選食品 安心堂
ってか、画像探してみてビックリ。
画像の引用元したページに写っている
奄美ナチュラルファーマーズ(無農薬 奄美大島たんかん)|厳選食品 安心堂
タンカンをつくっている人が、
私を雇ってくれた斉藤さんではないか!!
わ~お。
「めっちゃ難しいけど、無農薬でタンカンつくりたい」
って言ってたの実現してる!カッコええ!
この人どこまでカッコいいんだ!!
うん、僕はこの人を崇拝している。
僕の人生観は斉藤さんの強烈なインパクトによって変えられた。
高専の春休みに奄美に帰ったときにバイトさせてもらってたんだけど、
この人の人生がスーパー自由すぎて憧れた。
大学入る→つまらなくてすぐやめる
宅建の資格を一発でとる→関係ない会社に就職
生活のなかで優先順位1位→サーフィン
サーフィンもっとやりたい→オーストラリアに移住
オーストラリア→しっかり稼ぎながらサーフィンエンジョイ
日本へ帰る→サーフィンの場所探して奄美へ移住
奄美で住んだ隣の家の人が農家→農家になる
サーフィンよりタンカンに熱中
って感じなのよ。
それまでの僕だと、
高専→大学→社会人→定年
って考えしかなかったのに
人生ってこんなに自由でいいんだ!
というのを生で教えてくれた人。
価値観がぶっ壊された。
十代だった僕に真剣に仕事を教えてくれるし、
仕事での心構えも教えてくれた。
斉「リュウ、仕事が速くて雑なやつと遅いけど丁寧なやつ、どっちがええと思う?」
僕「う~ん、遅いけど丁寧なほうがいいんじゃないですか?」
斉「俺やったら速くて雑なほうがええなぁ。速いやつならゆっくり丁寧にやれって言ったらできるけど、その逆で遅いやつが速く仕事はなかなかできん。」
とか、
ご高齢の農家に剪定(せんてい)を頼まれた時、
(せんていとは無駄な枝を切る作業のこと)
ただ枝を切るだけでいいのに、
それを集めて、運び出しやすいところにまとめた。
僕「切るだけでいいのになんでそこまでやるんですか?」
斉「人に仕事をお願いされた時は、それをただやるだけじゃあかんねん。それプラスアルファにせな。そうすると、またこの人にお願いしようってなるやろ?」
という感じで本当にいろんなことを習った。
今、話を思い出して書いてたんだけど
斉藤さんの説明力がすごいなぁと思う点は、
納得できる理由もつけて説明
しているところだなぁ。
だから腑に落ちて今も思い出せるんだなぁ。
社会人なる前の3月に実家帰ったら挨拶に行こう。
あなたの教えてくださった、草刈りのおかげで僕が林道を切り開き、川畑林道という名の道が粟島にあります...と。
粟島の草刈りの話は大学時代になってからなのでまたしばらくした後に書きます。
以上!
本日のミュージックは安全地帯でワインレッドの心